Instagram、X(旧Twitter)、LINE、YouTube…
無料で情報発信ができて、多くの人にリーチできるSNSの存在感は年々大きくなっています。
「SNSで集客できているから、ホームページまでは必要ないかも」
そう感じている個人事業主や小規模経営者の方も多いのではないでしょうか。
確かにSNSは強力なツールです。ですが、SNSだけに頼る運用には限界もあります。
このコラムでは、SNSとホームページの役割の違いを整理しながら、「やっぱりホームページは必要」と言える理由をご紹介します。
SNSは“出会いの場”、ホームページは“信頼の場”
SNSの最大の強みは、拡散力と手軽さです。
毎日の投稿で少しずつフォロワーを増やしたり、運が良ければバズって多くの人に知られることもあるでしょう。
しかし、SNSの投稿は「流れていくもの」です。今日の投稿は明日には埋もれ、1週間後にはほとんど見られなくなってしまいます。
一方、ホームページは**「検索されて見つけてもらう場所」です。
営業時間やサービス内容、料金など、必要な情報を整理された形で掲載することで、
お客様が「この人に頼んでみようかな」と思える“信用の土台”**になります。
SNSであなたを知った人が、ホームページを訪れてサービス詳細や実績を見て、そこで「信頼」を得る。
この流れが、成果につながる導線になるのです。
SNSにはできないことが、ホームページにはできる
たとえば、以下のようなことは、SNSだけでは対応が難しいものです。
・価格表やメニューを一覧でわかりやすく見せる
・お客様の声や施工事例をまとめて掲載する
・自社の理念や代表メッセージをしっかり伝える
・お問い合わせフォームから簡単に連絡をもらう
・Google検索に対応した構成(SEO)
SNSは「毎日見る人向け」の情報発信に強く、ホームページは「今まさに探している人」や「比較検討している人」に対応する役割を持っています。
この両方があってはじめて、集客の“受け皿”として機能するのです。
いつでも誰でも見られる“公式の情報源”
もうひとつ、ホームページの重要な役割が「公的な印象を与える」ことです。
たとえば、こんな経験はありませんか?
・SNSで知ったお店を検索したけど、ホームページがなかった
・営業先から「御社のサイトURLを教えてください」と言われた
・問い合わせをしようと思ったけど、どこから連絡すればいいのかわからなかった
これは逆に言えば、ホームページがあるだけで「ちゃんとした会社/お店」だと感じてもらえるということです。
名刺や会社案内と同じように、ホームページは“公式の窓口”であり、“信頼の証”なのです。
実は、SNSだけでは集客は安定しない
SNSのもうひとつの落とし穴は、「アルゴリズムによる変動」です。
投稿の表示順やリーチの範囲は、プラットフォーム側の仕様に大きく左右されます。
昨日まで反応がよかったのに、ある日を境に投稿が全然見られなくなる。
そんな経験をした方も多いのではないでしょうか?
一方で、ホームページはコツコツ育てれば、Google検索などから安定的にアクセスを得ることができます。
育てるほどに“資産”になるのが、ホームページの強みです。
SNSとホームページ、どちらかではなく「両方」が正解
SNSは集客やブランディングのきっかけとしてとても有効です。
でも、SNSで興味を持った人が「もっと知りたい」と思ったとき、しっかり情報を届け、信頼を得られる場所が必要です。
それが、ホームページです。
ホームページがあるからこそ、SNSからの導線が意味を持ち、検索での発見にもつながり、長く信頼される存在になっていきます。
はじめはシンプルな構成でもかまいません。
必要最低限の情報と、お客様に伝えたい想いをきちんと載せる。
そんなホームページが、あなたのビジネスを次のステージへと導いてくれるはずです。
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そんな「SNSも活用したいけど、しっかりと信頼を築けるホームページも持ちたい」
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