ホームページ制作を業者に依頼するとを決めたものの、業者の数があまりにも多くて選び方がわからないという方も多いかと思います。ホームページ制作業者は大手から中小企業、またWebサイト制作を担うフリーランスまで幅広く、料金や特徴も千差万別です。せっかく費用を捻出して自社の顔ともいえるホームページ制作を依頼するのであれば、信頼できる業者に依頼したいものですよね。

そこで今回はホームページ制作業者を選ぶポイントを解説していきます。業者の選び方がわからずに悩んでいる方は必見です。

ホームページ制作業者を選ぶポイント5選

今ひとつピンとくるホームページ制作業者に巡り合えていない場合、業者選びのポイントがずれている可能性があります。オンラインや商談を通じて業者を選定する際、必ずチェックしておきたい点は以下の5つです。

実績を見て業者ごとの得意分野を把握する

ホームページ制作業者によって、得意分野は異なるものです。デザインやブランディングに特化している業者もいれば、セキュリティなどのシステムに特化した業者も存在します。

制作だけではなく運用まで任せるとなると、ホームページ制作業者との付き合いも長期化します。そのため、自分が優先する事項を決めて、その希望を叶えてくれそうな業者を選びましょう。自分の期待に応えてくれる業者であれば、良好な関係を築きやすくなります。

まずは気になっているホームページ制作業者が、過去にどのようなサイトを手掛けてきたのかをチェックし、候補を絞ることをおすすめします。

アフターフォローやサポート体制を確認する

どんなに魅力的なホームページが完成しても、集客効果を感じられなければ、制作した意味があまりありません。ホームページは完成してからがスタートと言われており、制作後には効果的な運用を提案してくれる業者を選ぶべきだと言えます。

そのため、運用後のサポート内容や費用については、選定時に入念に確認しましょう。制作と運用を別々の業者に依頼することもできますが、システムによっては対応できないこともありますので、できる限り同一の業者に依頼することをおすすめします。

営業や制作担当者との相性を見る

「ホームページの内容が良ければ、制作に携わる人や営業担当者はどのような人でも気にしない」と言う人もいますが、これは危険な考えです。営業担当者とのコミュニケーションが不十分であったばかりに、自分の要望がまったく反映されていないホームページになってしまったという事例は珍しくありません。

そのため、話を進める中では営業担当者の態度を注意深く見ておきましょう。何度も同じことを聞いたり、納期を遅らせたり、専門用語ばかり並べて一方的に話をしたりする人には要注意です。制作後も運用などで長い付き合いになるホームページ制作業者は、担当者との相性も見て決定するようにしましょう。

希望の予算に応えてもらえるか

ホームページの制作費用は、業者の規模や依頼する内容によって大きく変わります。10万円前後で制作してくれる業者もあれば、100万円以上の費用を請求してくる業者も少なくありません。

どんなに理想的な業者でも予算が合わなければ依頼は難しいでしょう。予算内で対応してくれる業者を探すためには、相見積もりを取って、制作にかかるコスト感とその内容を理解することが重要です。

数十万円の費用の一括支払いは難しいけれど、分割であれば対応できるということであれば、サブスクリプション(定額制)サービスを提案している業者を選ぶ手もあります。定額制を採用している業者であれば、月額数千円~数万円程度の支払いでホームページのを運用していくことが可能です。

前述の通り、ホームページは制作して終わりではなく、運用していくものであるため、定額サービスを上手に利用するのは賢い手段と言えます。

納期・公開日を確認する

「事業を少しでも早く軌道に乗せたい」、「今までのホームページを一旦閉じてリニューアルするから、あまり公開までのブランクを作りたくない」という方は多いものです。しかし、デザイン、コーディング、撮影、ライティングなど、ホームページの制作作業は多岐にわたるため、制作に数ヶ月を要する業者も少なくありません。

「少しでも早く納品してくれる業者が理想」と思われるかもしれませんが、あまりにも短納期で制作する業者は、中身もそれなりであることが多いものです。そのため、ある程度スケジュールに余裕を持って業者に依頼することをおすすめします。なかには、制作段階からサイトを公開してくれる業者もあるので、スピーディーな公開を望むのであれば相談してみると良いでしょう。

制作業者に依頼する際に押さえておきたいポイント

自社にマッチする制作業者を選ぶためには、声を掛ける前に目標設定をしておきましょう。優先事項や予算をまとめておくと、業者を探しやすくなり、担当者に希望をわかりやすく伝えられます。

目的・予算・納期の3つは必ず決めておく

ホームページの制作にあたって、最低限この3つは必ず決めておきましょう。目的は「かっこいいサイトを作りたいから」「なんとなくホームページがあったほうが良いと思うから」といった漠然とした理由ではなく、「広告活動のため」「採用強化のため」といった具体的な目標を掲げると、業者も意図を汲み取りやすくなります。

予算や納期に関しても、「なるべく安く」や「できるだけ早く」と曖昧に伝えるのではなく、「3ヶ月以内に公開したい」「SEO対策込みで100万円以内」など、具体的な数字を提示するようにしましょう。この3つが曖昧であると、制作への本気度が業者に伝わらず、後回しにされてしまう可能性があります。

提案依頼書(RFP)を作成する

ホームページ制作における提案依頼書(RFP)とは、依頼主が業者に対して現時点での課題や運用状況、ホームページ制作の要望をまとめた書類のことです。目的や予算、納期などをまとめることで、情報の取りこぼしなく業者に希望を伝えられます。提案依頼書に決まったフォーマットはありませんが、以下のポイントは記載しておくと良いでしょう。

  • 会社・事業の概要
  • ホームページ制作の目的と背景
  • 既存サイトがあれば現時点での課題
  • サイトの機能要件・要望
  • 提案してもらいたい内容
  • ホームページ制作後の運用体制
  • 予算
  • 希望納期・公開日

もちろん、わからない点は無理に書く必要はありません。制作業者からのアドバイスを受けつつ修正していくことができるので、まずは簡単なものを用意してみましょう。

業者は規模よりも実績で3社程度に絞り込む

ホームページ制作業者の数は非常に多く、業態も多岐にわたります。すべてに声を掛けると収拾がつかなくなってしまうので、3社程度に絞り込んで選定することをおすすめします。

業者を絞り込む際は、「大手のほうが安心できるのではないか」「予算がないからフリーランスに任せようか」などと思うかもしれませんが、その先入観は危険です。ホームページの質と費用は規模というよりも業者によって変わるため、制作実績や料金体系をチェックして、ピンときた業者を選びましょう。

相見積もりを取ることで相場やホームページ制作に必要な要素がつかめてくるはずです。

定額制のホームページ制作を希望するならフルコンテンツへ

ホームページの制作は業者によって特徴が異なり、どこに声を掛けたら良いのかと悩む人も珍しくありません。まとまった費用が発生することも、気になる点のひとつでしょう。

そのような方におすすめしたいのが株式会社フルコンテンツの定額制サービスです。月額数千円からのお支払いでホームページを運用できるため、企業様はもちろん個人事業主様にもおすすめです。

わかりやすい料金体系で、制作から運用までしっかりとサポートいたします。ホームページ制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。