法人を設立するタイミングに合わせてホームページを制作する企業は少なくありません。その一方で、「本業で忙しいから後回しになってしまう」「事業が軌道に乗ったら、ゆっくり作りたい」と考える人がいることも事実です。

それでも、ホームページ制作はやはり法人設立時がベストタイミングだと考えます。今回はその理由と早めにホームページを制作することで感じられるメリットを紹介します。ホームページを制作するか否かで悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

創業時にホームページを制作することで得られる5つのメリット

創業時に本業や設立準備に追われて、ホームページのことを考えられる時間がなかなか取れなかったとしても、ホームページはあるに越したことはありません。認知拡大はもちろんのこと、経営を維持するにあたって、ホームページの有無が大きな影響を与える可能性があるためです。ここからは創業時にホームページを制作するメリットを5つ紹介します。

金融機関とのやりとりをスムーズに進められる

法人設立時には口座開設や融資の手続きなどで、金融機関とやりとりをする機会が増えます。なかでも融資を受ける際に、金融機関はさまざまな方法でその企業の与信に関わる情報収集を行い、信用格付を行っているものです。

情報収集の一環として、当然のことながら金融機関はホームページの有無や内容をチェックしています。それもきちんとしたホームページを構え、商品や事業の内容、決算などの情報を開示していることで、自分の口から伝えなくても自社の信頼性を高められるでしょう。多くの企業がホームページを制作している現代にあって、それがないというだけで信頼性に欠けるとみなされ、審査が通らなかったという事態が起こるかもしれません。

取引先企業の信頼性を確認しているのは、何も金融機関だけではありません。商品・サービスの購入を検討している企業も、今の時代には必ずホームページをチェックして、信頼に足る企業かどうかを確認しています。

特に大きな金額が動くBtoBのやり取りにおいて、担当者はホームページから商品だけではなく、企業全体の情報に目を通している場合がほとんどです。すなわち、ホームページがあるというだけで取引先の与信管理に役立つのです。ホームページを制作するのであれば企業概要から沿革、取引先、取引実績など、与信に値する情報を充実させましょう。

独自ドメインの良さを感じられる

「ドメイン」とは、「〇〇.com」や「△△.jp」といった、インターネット上の住所を示すもの。ホームページを制作する際、多くの企業は自社独自のドメインを取得しています。

○○や△△の部分をシンプルな企業名にしたドメインは見た人に覚えてもらいやすく、認知向上に役立ちます。さらに、独自ドメインでWebサイトを運営すると、蓄積されたコンテンツや外部サイトからのリンクがそのドメインの価値となるため、高いSEO効果を期待できます。

SEO効果を発揮したサイトは、ユーザーが検索をかけたときに上位表示されやすく、アクセス数アップにつながりやすいものです。また、他サイトからの影響も受けにくくなります。サーバーを変えても同じアドレスをそのまま永続的に使用できる点もメリットのひとつです。

ネットリテラシーが低い同業他社に差を付けられる

「今やどの企業もホームページを持っているから、差別化は難しい」と、先入観を持っていませんか?決してそうとは言い切れません。まだまだホームページを設けていない業種も存在します。特に少人数で運営している企業や、あまり一般に知られていないサービスを提供している企業は差別化のチャンスです。

ネットリテラシーが低い業者が存在する一方で、ユーザーのリテラシーは年々上昇していて、商品・サービスの購入前に運営企業を確認するのは当たり前の作業となっています。創業の段階からしっかりとホームページを制作しておくことで、ユーザーの信頼を獲得しやすくなるでしょう。

広告効果があり中長期的な目線で見るとコストを抑えられる

ホームページの制作費用は数十万円から100万円程度と幅広く、高額だと感じる人も少なくありません。しかし、創業時という早い段階からホームページを制作しておけば、新しい事業を展開する際、スピーディーにユーザーに告知することができます。

短期的な事業を展開している企業のなかには、ランディングページ(LP)にその都度多大な広告料をかけて出稿していることがありますが、これでは非常にコストパフォーマンスが悪いものです。

法人を設立したばかりだからこそ、3〜5年後の事業展開を見据えてホームページを制作しておく必要があるのです。

企業運営に効果的なホームページを制作する方法

ホームページの必要性は理解できても、予算や時間に余裕がなく、どのように制作したら良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ホームページの制作方法は多様で、短時間かつリーズナブルにできるものもありますが、デメリットを感じることも。そのようなことがないように、企業にとってプラスになるホームページ制作のコツを紹介します。

制作から管理まで一括して任せられる業者を選ぶ

無料で制作できるホームページも存在しますが、そういったものはSEO効果をほとんど期待できず、日々の管理・更新をすべて自分で行わなければなりません。創業のタイミングは非常に忙しく、ホームページの管理にまで手が回らないという人がほとんどのはずです。

それであれば、ホームページの制作実績が豊富な専門業者に依頼することをおすすめします。大手から中小、フリーランスまでホームページの制作を請け負っている業者は数多く存在しますが、そのなかでも制作実績が豊富で、ドメインの取得やデザイン・ライティング、また完成後のSEO対策や情報更新などの管理も一手に担ってくれる業者がおすすめ。

すべてをおまかせすることで、スムーズなホームページ制作や運営、さらには集客効果を期待できるでしょう。

予算に限りがあるならサブスクタイプのホームページがおすすめ

ホームページの制作費用は一般的に数十万円から100万円程度と言われていますが、まとまった資金の準備が難しいという人も少なくありません。しかし、無料のサイトはSEO効果が低く、さほど集客を期待できないものです。

そこでおすすめしたいのが、サブスクリプション型のホームページを提供している制作会社です。月々数千円程度の支払いで自社のホームページを持てるため、大きなコストがかかりません。プロの業者に依頼することで、管理や運営、SEO対策などもすべて安心して任せられます。

法人設立時のホームページ制作はフルコンテンツにおまかせ

ビジネスが軌道に乗ってきたらホームページを作ろうと考える方は少なからず存在します。しかし、ホームページがないために与信を得られなかったり、集客できなかったりするおそれもあるため、制作するなら創業時がベストタイミングと言えます。

予算や時間に余裕がない場合が多い創業時には、手厚いサポートと少ない費用負担を約束してくれるホームページ制作業者に依頼して、制作から運営までを一括して任せましょう。

株式会社フルコンテンツは、サブスクリプション型のホームページ制作を提供している制作会社です。ドメインの取得からデザインやライティング、完成後の管理まで一括して行っておりますので、お客様の負担はほとんどありません。創業に当たってホームページの制作を前向きに考えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。事業内容やご意向に沿ったホームページをご提案させていただきます。