「ホームページはある程度大きな企業がつくるもの」「制作したい気持ちはあるけれど、高いので諦めている」「今はSNSでPRできるからホームページは必要ない」と考えていませんか?

確かにひと昔前はホームページの制作には数十万円から100万円程度の予算が必要で、運営も容易ではありませんでした。しかし、現在はホームページの制作ハードルがぐっと低くなり、個人事業主やフリーランスもセンスが光るサイトを持てるようになっています。

SNSが広告の主流となっている現代でも、ホームページを制作している事業主と、していない事業主には大きな差があるものです。そこで今回は個人事業主・フリーランスがホームページを制作するメリットとあわせて、制作に必要な費用の相場を解説します。

個人事業主がホームページを制作すべき3つの理由

ホームページを制作すべきか否かで悩んでいる方のために、ここでは個人事業主・フリーランスこそホームページを制作すべき理由を3つ紹介します。ホームページ制作は事業投資と同じであり、最初こそ費用が発生するものの、その後のリターンを考えると決して高い投資とは言えません。ぜひ前向きに制作を検討してみてください。

時間と場所にこだわらずに営業活動ができる

一人で活動していることが多い個人事業主は、本業に追われて営業活動にまで手が回らないという方が少なくありません。そのようなときに、24時間365日看板となって営業をしてくれるのがホームページの存在です。

 

「お問い合わせ」ページを設けることによって、営業時間外でも申し込みや予約を受け付けられますし、「メニュー・料金」ページがあれば説明の手間も省けます。「代表挨拶」ページから、自分の事業に対する想いや強みを伝えることもできるのです。

 

そんなホームページは、一軒一軒足で回る訪問営業よりもよほど効率の良いサービスだと言えるでしょう。

クライアントからの信頼度が増す

どのような事業であっても、クライアントは信頼できるビジネスパーソンと仕事をしたいと思っているものです。個人で動いているフリーランスが初見の相手から信頼を得るためには、ホームページを制作して自分の経歴や実績、強みをアピールすると効果的です。自分の情報をホームページ上で開示していることで、ホームページを持たないフリーランスよりも格段に信頼度が高まるでしょう。

SNSと違って情報が埋もれにくい

InstagramやFacebookなどのSNSをホームページ代わりにしている事業主も少なくありません。しかし、SNSは情報が埋もれやすく、検索上位表示も期待できないため、集客効果が薄いというデメリットがあります。

 

それもホームページがあれば、SEO対策を行って検索上位表示を狙うことが可能です。また、長文や画像も載せやすいため、より見る人に訴求できる情報の発信を行えます。もちろん、SNSにもSNSならではのメリットがあるため、ホームページと並行して活用すると良いでしょう。

個人事業主がホームページを制作する方法は?

ホームページを制作するメリットを知って、本格的に制作を始めようと考えた時に気になってくるのが、制作方法ではないでしょうか。制作方法を大きく分けると、自分で作るか、制作会社や個人事業主などの業者に頼むかの二択です。方法によって費用は大きく変わってくるため、ここではふたつの制作方法を比較しつつ、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

ホームページを自作するメリット・デメリット

ホームページを自作する際にはWordPressやHTML・CSS、ホームページ作成ツールなどを利用するのが一般的です。特にWordPressはテンプレートが多く、更新も簡単であるため、Web制作のスキルや経験がなくても簡単に制作できます。現に個人事業主の多くはWordPressを使ってホームページを運営していることが多いようです。

 

しかし、デメリットがないわけではありません。WordPressでも本格的なカスタマイズとなると難易度が高く、「SEOで検索上位表示を狙いたい」と思ってもうまくいかないケースが多々あります。定期的なアップデートも必要であり、忙しい個人事業主がうまく活用できていないという事例も少なくありません。

業者に制作を依頼するメリット・デメリット

「自分でホームページを制作するスキルがないし、できたとしても更新を続けるのが難しい」ということであれば、やはり専門知識や技術を持った業者に頼むほうが間違いがないでしょう。ページの制作はもちろん、SEO対策や更新作業などもまとめて依頼できるのは大きなメリットです。

 

業者に依頼するデメリットと言えば、やはり費用の問題です。プロの力を頼ることになるため、どうしても外注費用が自作するときよりも高くつく傾向にあります。

 

しかし、ホームページ制作を外注した結果として集客効果が高まれば、十分に発注コストを回収できるはずです。外注費用を極力抑えて最大限の集客効果を感じられるよう、制作業者選びは慎重に行いましょう。

個人事業主がホームページ制作にかける予算は?

ホームページを自作するか、業者に依頼するかで悩む要因と言えば、やはり予算でしょう。それぞれの方法で、どのくらいの費用が発生するのでしょうか。ここでは一般的な相場を解説していきます。

ホームページを自作した場合の相場価格

無料のホームページ作成サービスを利用して自作すれば、費用は1円も発生しません。WordPressも無料で活用できますが、1~2万円の有料テーマを入れてカスタマイズ性を高めている人がほとんどです。

ランニングコストとしては、レンタルサーバー費用と独自のドメイン費用がかかりますが、合計しても年額2万円程度の費用で済ませられます。予算が限られているという方は、まず自作ホームページから始めてみるのもひとつの手です。

ホームページ制作を業者に依頼した場合の相場価格

業者にホームページ制作を依頼した場合、まずページのボリュームによって費用は変わってきます。トップページ、サイト概要、サービス内容、お問い合わせページなど、10ページ程度の構成の場合、20万~50万円が相場です。

 

外注費用を抑えたいのであれば、企業ではなくフリーランスの制作業者に頼むという手もあります。10万~20万円と格安で制作してくれる事業者も少なくありません。しかし、クオリティにばらつきがあるので、より慎重に決める必要があります。また、メンテナンスは基本的に自分で行わなければなりません。

 

企業でも個人事業主でも、制作を外注した際のランニングコストとしては、まずサーバー費用と独自ドメイン費用が年間2万円程度発生します。さらに保守契約を結び、メンテナンスを依頼するとなると、月額5,000~2万円程度の費用が必要です。

 

その他、SEOや動画撮影、ライティングなど、オプションをつけるほど費用は上がっていきます。業者の規模やデザインのクオリティなどによっても制作費用は大きく変動しますので、業者への依頼を検討する際には相見積もりを取ることをおすすめします。

個人事業主のホームページ制作はフルコンテンツにおまかせ

今回は個人事業主がホームページを制作するメリットや費用の相場を紹介しました。個人事業主でもホームページがあるに越したことはありませんが、自分で作ろうとするとどうしても時間を取られてしまいます。また、専門知識がない人が作ったホームページのクオリティは決して高くなく、大きな集客効果も期待できないでしょう。

それならばホームページの制作を思い切ってプロに任せ、本業や営業に集中したほうが効率が良いはずです。今、事業の立ち上げ時期を迎えている方であればなおさらです。

株式会社フルコンテンツは、個人事業主やフリーランスにぴったりな小規模のホームページの制作を行っております。サブスクリプションプランであれば、月額数千円からのお支払いで済むため、格安で作れると評判です。もちろんクオリティにも自信がございます。新規事業を立ち上げる予定のある方、集客効果を高めたいとお考えの方、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。